「いつか必ず」と思っていた Rollei 35 です。
このフォルム、この小ささ、この重量感、ほれぼれしてしまいます。
レンズは沈胴式。
最近のコンパクトデジカメは、スイッチを入れるとニュ~っとレンズが出てきますが、
あれの手動版です。
ピントは"勘"で合わせます。この辺はLOMO などと同じです。
Sonnar F2.8 / 40mm のレンズです。
従来の Rollei 35 は F3.5 のテッサーがついていたのですが、35S は F2.8 の
明るいレンズが採用されました。
またこのレンズには Rollei 独自のコーティング "HFT" が施されています。
Made by Rollei とあるように、ツァイスのライセンスを受けて Rollei で生産されました。
露出計は追針式です。
赤い丸のついた針と白い針が重なるように露出、絞りを調整します。
このロゴがそそられます。
非常にきれいな個体でキズが見あたりません。
一番新しい 35S だとしても 28 年経っているはずなのですが、
とてもそんなに古いとは思えません。
こんなにきれいなカメラを本当にありがとうございます。
これから寝るときは南の方に足を向けないよう気をつけます。
P.S.ポンジュース超うま。